入院食と、血糖値と、インスリン

 先日、虫垂炎で入院し、術後は大部屋でほかの患者さんと一緒に、4日間ほど寝起きしてました。

 聞こえてくる看護師さんとの会話からすると、同室には、糖尿病を患っていると思われる方が何人かいらっしゃるようでした。
 食前食後に血糖値を測定したりする様子やインスリン注射を打つ云々ということが聞こえてきたので、間違いないでしょう。

 それで聞こえてきた内容を時系列に沿って並べると、、、、次のようなことが行われているようでした。

1:食後の急激な血糖値増加を抑えるために、食前にインスリン注射を打っている。
2:それでも食後の血糖値が上がった時には、食後にもインスリン注射を打つことがある。
3:食後のインスリン注射の結果、低血糖になってしまったときには、低血糖状態の解消のため、飴玉をなめる。

 ※食事には5分粥が出ていた模様。

 医学について、何か偉そうなことを言える立場ではありませんが、これって、対処療法を繰り返し過ぎで、身体(特に、インスリンを作る膵臓)に悪そうな気がします。

 そもそも食事に炭水化物(5分粥)があるから血糖値が上がるわけで。炭水化物を抜いた食事を出せば、インスリン注射を打つ必要は全くないと思うんだけどなぁ、、、と思った次第です。


■病院食全般について


 食事内容は人により異なっているでしょうけど、私の食事だけ見ても、5分粥 350g とか、最終日には(普通に炊いた白米の)ごはん200g などがメインとなり、タンパク質や脂肪分は、相当減らされてました。
 ぱっと見のイメージ、カロリー比 炭水化物6:タンパク質2:脂質2 の割合で計算しているような感じがしました。

 実はわたくし、普段から、炭水化物を控えていて、朝食・昼食では、炭水化物を摂取せず、夕食で、小茶碗1杯(120g)程度のごはんしか食べない生活が、もう1年近く続いているんです。

 そういう身からすると、朝から5分粥 350g なんて出されても、とても食べられません(汗)

 「腸がちゃんと食べ物を通過させられる状態になっているか」を確認するためにも、ある程度食べないといけないだろうなぁ、、とも思ったので、頑張って食べるようにしましたが、正直完食するのは辛かった。。 


 「こちとら、傷を修復するためにタンパク質が必要なんじゃ! 動物性タンパク質を、もっと食わせろ!肉だ! 肉! 肉!」とか思ってましたが、要求したからといって出してくれる訳ではないので、何も言いませんでしたけど(^^;


■病院内売店の品ぞろえ

 そして、病院内の売店で、個人的に栄養補給しようと思ったのですが、糖質制限してる人が食べるようなものが、ほとんど売ってないことに驚きました。

 そもそも、病院スタッフのための売店であって、「入院患者は、病院食以外のものは、基本的に食べないでね」ということなんでしょうけど、、、それは分かるけど、、、、入院患者の人たちも大勢利用してましたし、、、なんだかなぁ。


 ちなみに、その売店で見つけた。糖質オフの食べ物は、サラダチキン、豆腐の麺、カマンベールチーズ、ナッツ類くらい。
 ただしナッツ類は、有塩のものしか置いてなく、無塩のものは、病院外のコンビニでしか手に入りませんでした(ヲイ)

 多少妥協して購入したのが、カカオ分78%というチョコレート。糖質もわずかに含まれてますが、まあ、これくらいなら良いかな、ということで。

 
 とまあ、まとまりが全くありませんが、入院時に気になったことについて、書き連ねてみました。